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足の弱い人のための歩き方練習法

更新日:8月3日

足の筋力が弱い方や歩行に不安がある方は、正しい歩き方を身につけることで安全に移動し、自信を取り戻すことができます。

本日は初心者向けの簡単で効果的な歩き方の練習法を紹介します。



1. 姿勢を意識する

正しい歩行の基本は姿勢です。

背筋を伸ばし、肩やお腹の力を抜いてリラックスしましょう。

あごを軽く引き、目線は前方5~10m先を見るのが理想です。

猫背や下を向く癖があるとバランスを崩しやすく、転倒リスクが高まります。

鏡の前で姿勢をチェックし、意識的に「背筋を伸ばす」練習を毎日5分行うと効果的です。椅子に座った状態で背筋を伸ばす練習から始めてもOKです。


2. 小さなステップで歩く練習

足の弱い方は、大きな一歩よりも小さなステップで歩く方が安定します。

最初は室内で壁や手すりに掴まりながら10~20cmの小さな歩幅で歩く練習をしましょう。

1日5~10分、ゆっくりで構いません。ポイントは、かかとから着地し、つま先で軽く蹴り出すイメージ。

膝を高く上げず、自然な動きを心がけましょう。慣れてきたら、手すりなしで挑戦してみてください。


3. バランス感覚を鍛える

歩行にはバランスが重要です。

片足立ちを10秒間、左右交互に行う練習は効果的です。

最初は椅子や壁に掴まり、慣れてきたら手を離して挑戦。

1日2~3セット行い、徐々に時間を延ばしましょう。

また、つま先立ちやかかと立ちを10回ずつ繰り返すことで、足首の筋力強化にもつながります。これらの運動は転倒防止にも役立ちます。


4. 靴選びも大切

適切な靴は歩行の安定感を高めます。

足のサイズに合った、かかとがしっかりした靴を選びましょう。

スリッパやゆるい靴は避け、滑り止め付きのものがおすすめ。

靴ひもはしっかり結び、足首を適度に固定するタイプが理想です。

当院オススメのインソールを使うと安定度アップ、足指の運動も同時にできますよ。


5. 無理なく続ける

最初は短時間から始め、疲れたら休憩を挟みましょう。

週3~4回の練習で十分効果が期待できます。

公園や平坦な道での屋外練習も良いですが、必ず安全な環境を選び可能なら付き添いの方と一緒に行うと安心です。



 
 

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